エキゾチックってどんな猫?
ペシャ顔代表はペルシャかヒマラヤンですが、どちらも長い被毛の持ち主。
エキゾチックショートヘアーは「ペルシャがパジャマを着た猫」と表現されるように、 顔立ちはペルシャですが、短毛種なんです。
短毛ですので、お顔、特に口元がペルシャよりも目立つ分、ユーモラスな容姿がさらに強調されていますね。
エキゾチックの歴史
1960年代からアメリカで始まった「ペルシャ猫のショートヘアー化計画」。
最初は、ブリティッシュショートヘアーやアメリカンショートヘアー、バーミーズと交配したと言われています。
毛の長さを短くするにはいいのですが、ずんぐりむっくりした魅力的な体型を維持できず、華奢になってしまったりしたそうです。
そこで、1968年、新たにアメリカンショートヘアーと交配したところ、体形がすこしずつペルシャに近づき、立派な品種として確立していったのが1980年代に入ってからです。
エキゾチックのスタンダード
1.小さめの先の丸い耳
2.ちょっと離れ気味の大きくてまんまるな目
3.上を向いた短い鼻
4.がっしりとして太く短めの手足
5.体の長さに釣りあったまっすぐに伸びた尾っぽ
6.まんまるの頭、あご、身体全体が丸みを帯びたがっしりした体型。体重は3キロから5キロ程度。
7.毛色、模様、瞳の色ともに、さまざまなものが認められています。
エキゾチックの毛色
基本的にペルシャとアメリカンショートヘアーがベースなので、全ての毛色が認められています。
同様に模様や瞳の色も全てが認められます。
【エキゾチックにはどんな毛色がある?】
レッドタビーやブルータビーなどはアメリカンショートヘアーのようなやんちゃな感じに、パーティーカラーやバンなどの二色の猫ちゃんは日本猫のような古風な感じに、ソリッドなど淡色系はミステリアス、ポイントカラーやキャリコなどはゴージャスにと、毛色や柄でそれぞれ雰囲気がさまざまな魅力的な猫種です。